1 はじめに
当会は岡山県内にお住まいの視覚障害者の皆さんのパソコン利用を支援するボランティア団体です。2003年5月11日に岡山県視覚障害者センターにおきまして設立総会(49名出席)をしました。設立時の名称は「岡山県視覚障害者支援パソコンボランティア連絡協議会」でしたが、2007年度より「ゆうあいネットPCVOL」に名称変更しました。現在の正会員数は30名です。(2007年9月8日現在)
当会の名称の「ゆうあいネット ぷくぼる」とは、パソコンボランティアの略称である「PCVOL」というアルファベットをPCトーカー等の音声化ソフトで読み上げさせると「ぷくぼる」ということから付けました。また、「ゆうあい」とは「友への愛」という意味での「友愛」を意味すると共に、パソボラとユーザとの「あなた(ユー)」と「わたし(アイ)」という関係も意味するものです。
当会の活動については各種のマスコミ(山陽新聞、テレビせとうち、FM岡山等)でも紹介されています。(当会ホームページの「資料室」をご覧ください。)
2 視覚障害者にとってのパソコン
視覚障害者、特に全盲の方々にとっては、かつては墨字(普通文字)の文章を読んだり書いたりすることは不可能なことでした。しかし、最近の情報機器の発達により、パソコンやスキャナを使えば、墨字の本を読んだり、墨字の手紙を書いたりすることも可能になりました。また、インターネットを利用すれば、晴眼者(目が見える人)と同じように多くの情報を音声化ソフトによって聞くことができるようになりました。
ところが、このように大変便利な道具であるパソコンも、晴眼者とちがって音声だけをたよりにキーボードで操作する視覚障害者にとっては習得するのが難しく、県内においても普及が進んでいません。現在、全国民のインターネット利用率は60%を越えていますが、視覚障害者にあっては10%にも届かず、情報格差は解消していません。行政とボランティアが協力して、こうした状況を少しでも改善していかなければなりません。
3 パソコンボランティアとは
パソコンボランティアとは、パソコン初心者の方を対象に、その方がパソコンを使いこなせるように指導したり支援したりするボランティア活動のことで、現在では日本各地で活発に行われているものです。パソコンボランティアのことを略して「パソボラ」とも言います。
4 あなたもパソボラになりませんか
岡山県内では、視覚障害者の皆さんにパソコンを指導できる人はたいへん少ないのが現状です。当会では、パソボラを育て、岡山県内どこに住んでおられても視覚障害者の方が支援を受けられる体制を作り上げようとがんばっています。パソコンがちょっと得意な方で、ボランティア活動をしたいと思っておられる方は、ぜひ当会へご参加くだされば幸いです。
定期的な活動としては、例会として毎月1回集まって、視覚障害者へのパソコン指導法を学んだり、視覚障害者の皆さんとの交流をしたりしています。また、視覚障害者の方からの依頼に応じて、電話や電子メール、あるいは訪問によるサポート活動をしています。当会の活動に関心のある方は今すぐご連絡ください!!
5 視覚障害者の支援ができるパソボラの条件
(1)ウインドウズパソコンの操作、各種設定に習熟している方。
(2)マウスを使わず、キーボードだけで操作することができる方。
(キーボードによる操作法はこれから覚えてくださればいいです。)
(3)視覚障害者について理解がある、理解したいと思っている方。
※全盲のパソボラの介助ボランティアも募集しています!!
(介助ボランティアはパソコンが初心者の方でもだいじょうぶです。)
6 入会申込方法
まずゆうあいネットPCVOL規約をお読みください。入会申込みメールを出された方はこの規約に同意されたものとみなします。なお、正会員は原則として岡山県内に在住されている方とします。
(1)入会申込書の送付先アドレス info@pcvol.net
(2)メールの件名(タイトル)の最初に「入会申込み」と書いて下さい。
(3)メールの本文に以下の内容を記入して下さい。
・氏名
・よみがな
・会員の種別(正会員、賛助会員の区別)
・住所
・電話番号(携帯電話の番号もできればご記入下さい。)
・障害の有無(晴眼者、弱視、全盲の区別)
・メールアドレス(ML登録用のアドレスです。フリーメールアドレスでの参加は禁止します。)
・訪問サポート活動の可否(正会員のみ記入してください。)
・ゆうあいネットPCVOLメーリングリストへの登録希望の有無(賛助会員のみ記入してください。正会員は自動的に登録されます。)
(4)会費の納入方法
入会申込メールを受け取り次第、郵便振替口座払込書をお送りしますので、それを使って送金してください。(会費は正会員2,000円、個人賛助会員一口1,000円、団体賛助会員一口5,000円です。すべて年会費です。)
(5)会費の割引制度について
学生の方は正会員の会費を半額に割り引きさせていただきます。また、10月1日以降に入会された正会員の方については、当該年度(4月1日から翌年3月31日まで)の会費を半額に割り引きさせていただきます。
なお「今すぐに入会するのはどうも・・・」という方は、とりあえずゆうあいネットPCVOLメーリングリストに登録して、視覚障害者のためのパソボラ活動の雰囲気を知っていただければいいと思います。メーリングリストヘの登録は無料です。
7 設立趣旨書
情報化社会が急速に進展する現代社会において、すべての国民がIT(情報通信技術)を等しく利用できる社会の早期実現が緊急の課題となっています。このIT社会の実現は、視覚障害者にとって、経済・社会への参画をより容易にする可能性を有するものです。
視覚障害者は「情報障害者」とも言われ、新聞・雑誌など晴眼者が当たり前に享受できる多くの情報を自力で得る方法がありませんでした。しかし、近年の情報機器の進歩によって、パソコンとスキャナを使って墨字の本を読んだり、さらにはインターネットから新聞記事など最新の情報を得たりすることが可能になっています。
現代の日常生活において、パソコンやインターネットが必要不可欠な手段となりつつある一方で、情報通信技術の対応力の差などにより、視覚障害者がこれらの手段を十分に活用できないような状況があります。これでは、視覚障害者が情報の流通から取り残される可能性があり、情報格差(デジタル・ディバイド)がますます拡大することが懸念されます。
私たちは以上のような現状を認識した上で、岡山県内の視覚障害者のパソコン及びインターネットの利用を支援する活動を通して、視覚障害者の情報バリアフリーを実現すると共に、社会参加と自立の促進に寄与することを願い、パソコンボランティアの団体を設立することをここに決議したいと思います。
8 役員(2007〜2008年度)
会長 川田 忠茂(かわだ ただしげ)
副会長 平尾 史法(ひらお ふみのり)
事務局長 原 広三(はら こうぞう)
書記 坂本 美和(さかもと みわ)
会計 浜家 正樹(はまいえ しょうき)
監査 植田 昌典(うえだ まさのり)
監査 三輪 昭生(みわ あきお)
