視覚障害者もパソコン使って 支援団体来月設立 基本操作の指導者募集
※この記事は山陽新聞(2003年3月3日)に掲載されたものです。
岡山県内の視覚障害者のパソコン利用を支援する「パソコンボランティア連絡協議会」が4月設立される。障害者の要請に応じて個別指導などを行う予定で、現在、ホームページ(HP)を立ち上げて賛同者を募集中。同様の団体は東京や広島にはあるが、岡山県内では初。
世話人は、岡山県立岡山盲学校教諭の原広三さん(40)。以前、岡山県などの主催する視覚障害者向けIT講習会に指導者として参加。12時間で入力方法からインターネットの使い方までを全員が理解するには無理があったことから、支援を思い立った。
原さんらによると、県内の視覚障害者約7000人のうち、パソコン利用者は1割弱。全盲の人向けの市販学習本がないことなどから、普及が進んでいないという。音声変換ソフトを使えば全盲でもインターネットで情報収集ができ、点字以外の文字で手紙を書くことも可能になる。
協議会では、賛同者にHPのメーリングリストに登録してもらい、メールや電話、訪問などで、配線の接続やセットアップ、音声ソフトのダウンロード、インターネットの接続手続きなどを指導する。
現在、約70人が登録しているが7割はパソコンが使える障害者。原さんは「障害者にとってパソコンはまさにバリアフリーの道具。一般の人にもっと参加してもらい、指導の充実を図りたい」と話している。
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